• 子育て

    「ヒプノセラピー出産」体験記①

    2024年8月30日、ドイツで第一子を出産した。病院の分娩室に入り7時間。吸引器で引っ張り出された赤ちゃんは、まず驚いたような表情を見せて、おぎゃあと泣き始めた。私は赤みがかかった、ほんのりピンク色の小さな体を抱き、まだ羊水で濡れている額にキスをする。これから何百万回もするであろうキスの、記念すべき第一回目だ。

  • 読書

    シモネッタのデカメロン ― イタリア人の驚くべき恋愛力!①

    2023年に一時帰国した時、過緊張で眠れない時があった。情報量の多い診療や薬のことを考え始めたら、体の疲れとは裏腹に目が覚めてしまって、気が付けば時間がどんどん過ぎていく。そんな時に読んだのが、このイタリア語通訳の田丸公美子さんのエッセイ本。あまりの面白さに、心身ともに一気に力が抜けて、大笑いしながら眠りについた。ちなみに家族に紹介したものの、「電車の中で読むのが恥ずかしい」と言われて、「勇気を出して良いのよ!」と鼓舞?したのは、その中の「シモネッタのデカメロン ―イタリア人の驚くべき恋愛力!」という(帯)の本でした。

  • 長崎2025 ③

    「五島列島、海がすっごく綺麗だよ」 ふとした瞬間に、昔友達が言ったことを思い出すことがある。一時帰国の旅程を練っている時、頭に思い浮かんだのは、大学の友人の言葉だった。そうだ、五島列島に行こう。ただ離島の美しい海を娘に見せたい。というわけで、長崎港からフェリーで90分の新上五島町を旅行先に決めた。

  • 長崎2025 ②

    あれ?今どこにいるんだろう、と思いながら目をこする。旅行中、目が覚めて一瞬自分がどこにいるか分からなる感覚が好き。昔、そう誰かが言ってたのを思い出した。

  • 長崎2025 ①

    「日本出身なんだって?僕はポルトガル出身だから、次に日本に行く時は長崎に行ってみたいんだ。ポルトガルとゆかりがある場所って聞いたからね。」 

  • インタビュー

    翻訳者のつぶやき①

    2023年に一時帰国した時、過緊張で眠れない時があった。情報量の多い診療や薬のことを考え始めたら、体の疲れとは裏腹に目が覚めてしまって、気が付けば時間がどんどん過ぎていく。そんな時に読んだのが、このイタリア語通訳の田丸公美子さんのエッセイ本。あまりの面白さに、心身ともに一気に力が抜けて、大笑いしながら眠りについた。ちなみに家族に紹介したものの、「電車の中で読むのが恥ずかしい」と言われて、「勇気を出して良いのよ!」と鼓舞?したのは、その中の「シモネッタのデカメロン ―イタリア人の驚くべき恋愛力!」という(帯)の本でした。

  • 日常生活

    お人形のプレゼンテーション

    2023年の秋まで、毎月一回ライプチヒのバレエ教室に通っていた。一時間もかけて通っていた理由は、そこがウクライナ出身の先生が質の高い授業を提供してくれる教室だったから。そして、教室に通う旧ソ連圏出身と思われる生徒のレベルも同様に高かったから。そういえば、アイドルを目指す子が、夢に向かって地方からダンスのレッスンを受けに通うって、きっとこんな気持ちなんだろうなと思いながら、毎月せっせとICE(ドイツの新幹線のようなもの)のチケットの購入ボタンを押していた。